大きな耳石を持って鳴く「シログチ」

  • 2020.09.08 Tuesday
  • 09:54

 学者の間ではシログチと呼ばれていますが、一般的にはイシモチと呼ぶ方が名が通っています。
 

 吻はやや短くて、先端は多少円味を帯びており、体色は淡灰褐色で口腔は白く、体長は50cm程まで成長します。
 

 シログチとニベは瓜二つの仲間で、釣り人の間では混同してイシモチとして扱っています。シログチにはエラぶたに黒い大きな斑点がありますが、ニベにはないためそこで区別できます。シログチは頭部の内耳に一対の大きな耳石があり、体のバランスを支える機能を持っていて、水中の餌料生物や外敵、仲間の行動によって起きる水中の変化をキャッチしています。
 

 シログチの耳石は、飛び抜けて大きいことから、イシモチと呼ぶようになりました。
 

 産卵期にはウキブクロを用いて、グーグーとかなり大きな音を発します。
 

 水深40〜100mの中下層で、障害物の少ない砂地に大挙しています。
 

 夜釣りが主体ですが、日中に海水が濁っていれば釣れることもあります。
 

 肉身は白く柔らかくて、塩焼き、煮付けなどに調理されています。