頭部が硬く、海底を歩く「カナガシラ」

  • 2019.09.18 Wednesday
  • 10:20

 頭部が硬い骨質の甲で保護されていることから、頭が硬い魚ということで金頭「カナガシラ」と呼ばれています。県内ではイジミとも呼ばれています。

 

 体は細長く、頭は大きな台形であり硬い骨板に覆われています。

 

 眼は大きく鼻先には短い棘が一本突出しており、その内側はギザギザになっています。

 

 背部と側部は赤く、腹部は白くなっています。胸鰭は大きなうちわ型で、その後半部に特徴的な深紅色の大きな斑紋があります。

 

 胸鰭の下部に2〜3本の軟条が鰭膜から離れており、それを動かし海底を歩行します。

 

 鱗は大きくて剥がれ難く、全長は30冂まで成長し、水深30〜300m位の砂礫底に生息する魚で、産卵期は5〜6月になります。

 

 餌は、内湾に入り込むカニ類の稚仔、2枚貝の幼生、多毛類を捕食しています。

 

 旬の時期は冬であり、白身で締まりが良く、刺身、天ぷら、ちり鍋の具や塩焼きにして食べると美味しいです。