体色が鮮麗な「キュウセン」

  • 2019.06.24 Monday
  • 11:15

 ベラ類は種類が多く、体色が色鮮やかで美しいのが特徴の魚です。

 

 佐渡の海岸に多く見られるのは、ホンベラとキュウセンであり、キュウセンは釣り人達にバクトウ、デバとも呼ばれています。

 

 キュウセンは砂地ではあまり見られず、磯やテトラポットの周り、又は水深数十メートルの岩礁地帯に生息しています。

 

 体形はやや細く、体側と各鰭に赤や青などの美しい斑点や帯状の線があり、派手な色彩の持ち主でもあります。

 

 性的二形の魚で、青い個体をアオベラ(雄)、赤い個体をアカベラ(雌)と呼ばれ、佐渡ではアカバリ、アオバリと呼ぶこともあります。

 

 性転換する魚であり、体長が約12僂棒長すると一部の雌が雄に性転換し、体色が青色に変わります。

 

 ベラ類は夜間は砂の中に体を埋めて眠っており、太陽が昇ると起きて活発に餌を取り始めます。また、磯に多い魚であるため釣り人には馴染ある魚です。

 

 水温が12度以下に下がると、冬眠に入り砂の中で春を待ちます。

 

 ベラの種類の中ではキュウセンが最も美味であり、塩焼きや刺身、てんぷらなどの料理方法があります。