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  • 2020.12.07 Monday

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    矢柄のような形の「ヤガラ」

    • 2020.01.20 Monday
    • 13:04

     日本ではアカヤガラとアオヤガラの2種が知られ、両者とも県内で漁獲されています。


     北海道以南の日本の各地、更に西太平洋や中部太平洋、インド洋に分布しています。

     

     体は非常に細長く、ウナギやアナゴのようにくねくねと腰を振ったりせず、1本の矢のように水中を泳ぎます。

     

     頭は長くて角張り、眼から先は長い円筒形の吻になっており、その先端に小さな口がありますが、大きく開くことができません。

     

     アカヤガラの表面は滑らかですが、アオヤガラの表面には小さな棘があってざらざらしています。また、アカヤガラの両眼の間はくぼんでいますが、アオヤガラは平坦になっています。

     

     背鰭と尻鰭は対立していて、尾鰭の真中の2本が合わさって1本の糸のように伸びています。これで敵を威嚇したり、敵の接近を触角のように探知します。

     

     体色は、アカヤガラは赤褐色、アオヤガラは緑色で、体長1.5m程まで成長します。

     

     アカヤガラは高級魚であり、淡白で上品な味で刺身や吸い物、唐揚げなどにして食べられています。

     

     また、アオヤガラはアカヤガラに比べると旨みが落ちてしまいますが、刺身や唐揚げにして食べられています。