矢柄のような形の「ヤガラ」

  • 2020.01.20 Monday
  • 13:04

 日本ではアカヤガラとアオヤガラの2種が知られ、両者とも県内で漁獲されています。


 北海道以南の日本の各地、更に西太平洋や中部太平洋、インド洋に分布しています。

 

 体は非常に細長く、ウナギやアナゴのようにくねくねと腰を振ったりせず、1本の矢のように水中を泳ぎます。

 

 頭は長くて角張り、眼から先は長い円筒形の吻になっており、その先端に小さな口がありますが、大きく開くことができません。

 

 アカヤガラの表面は滑らかですが、アオヤガラの表面には小さな棘があってざらざらしています。また、アカヤガラの両眼の間はくぼんでいますが、アオヤガラは平坦になっています。

 

 背鰭と尻鰭は対立していて、尾鰭の真中の2本が合わさって1本の糸のように伸びています。これで敵を威嚇したり、敵の接近を触角のように探知します。

 

 体色は、アカヤガラは赤褐色、アオヤガラは緑色で、体長1.5m程まで成長します。

 

 アカヤガラは高級魚であり、淡白で上品な味で刺身や吸い物、唐揚げなどにして食べられています。

 

 また、アオヤガラはアカヤガラに比べると旨みが落ちてしまいますが、刺身や唐揚げにして食べられています。